元教員 群馬→高知 こどもの遊び応援隊 山田ユキのブログ

群馬県太田市に自然の遊び場を創ろうと活動しています。森のようちえん じらんぼう立ち上げ、週に1回自然の中で遊ぶことを広めています。

赤ちゃん先生の緑Tシャツ、見たことありますか?

見学者の方となにやら話す長男
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水曜は  企業さん相手に赤ちゃん先生、

本日金曜は  高齢者施設にて赤ちゃん先生の

活動をしてきた。

 

 

この活動はNPOママの働き方応援隊のプロジェクトの1つで、

①教育機関(小、中、高校、大学等)

②高齢者施設

③企業研修

④婚活

などに赤ちゃんと共に出向いて、

赤ちゃんの癒し効果や成長の目まぐるしさを実感してもらったり

赤ちゃんのお世話の大変さを体験してもらったりしている。

 

まさしく、赤ちゃんに先生になってもらうのだ。

 

それぞれの場所できちんと目的を設定し、

お仕事としてママにも活躍してもらっている。

 

ボランティアではない。

 

このNPOママの働き方応援隊  略して ママハタ

のビジョンは『日本の無縁社会を解消する』

ミッションは『子育て中がメリットになる働き方を創る』である。

 

ここにいつも立ち戻れるよう、赤ちゃん先生開催時には必ずビジョン・ミッションの唱和を行う。

 

兵庫で生まれ、全国に広がっているママハタだが、

どこに行っても共通の理念のもとに活動が行えるように、研修もしっかりしている。

 

 

 

 

先日の企業研修では、主に独身女性を対象として赤ちゃん先生を行ってきた。

 

 

企業としては妊娠出産を期に退職してほしくない、

子育て中を強みにして働き続けてほしいと考えていて、

産休育休制度や時短制度もしっかりとしている。

 

 

まさに、ママハタのミッションと同じく、

子育て中だから諦めるのではなく

子育て中が武器になるようにしたい。

 

 

担当の方は実際に子育て中の管理職の方だったが、率先して4時に帰宅しているそうだ。

 

産休育休を取得し、復帰するママの一番の障害となるのは、夫でも子どもでもなく、

 

職場の同僚の目 だと捉えている。

 

早く帰れていいな、

子どもの熱でまた休めていいな

 

そんな目が母親を追い詰めていく。

 

 

4時に帰ったところで、母はのんびりコーヒーを飲んでいる暇はないのだ。

 

ごはんを作るのも邪魔が何度となく入るし

ごはんを出せば勝手に食べていてくれる子ばかりではない

お風呂に入れるまでも勝負だし

お風呂に入れたあとも自分の体が冷え冷えになるのも構わず子どもを着替えさせて。

夜9時までに寝かせるべきという縛りを気にして

目がランランに冴えている子どもをどうにか寝かしつけて

終わっていない家事を済ませたい…

 

そうこうしているうちに、

気がつけば朝のアラームが…

 

 

独身の頃は自分の身支度さえ済めばよかったのに

今では何人分の身支度を整えているのだろうか。

 

なのにその重労働は、賃金のでないタダ働きなのだ。

 

そしてまた、賃金の出る職場へ繰り出していく。

 

独身時代には見えてこない、母の苦労がある。

 

これを少しでも感じてほしい。

 

『お互い様だから』の精神が少しでも広まってくれたらと切に願う。

 

 

 

 

 

今日の高齢者施設では、

 

有り余る子どもたちのパワーをプレゼントしてきた。 

 

走り回ったり、自由奔放な子どもたちの姿にも優しい眼差しを向けてくれ

 

子どもたちと手のふれあいをするときに

 

ご自身の手の冷たさを詫びてくださり。

 

 

自然と私も利用者さんの手をとって

 

温め合っていた。

 

 自分が何気なく発した『手が冷たいんですね』の一言が

 

利用者さんを苦しめる発言になったかもしれなくて後悔した。

 

自分としては、『今日は寒いですね』と同じくらいの感覚だった。

 

 

 

赤ちゃん先生のプログラムとしては、2つの競技を行うミニ運動会をやった。

 

 

2つのチームに分かれ、

 

①ヨガマットを座ったままお隣に渡して早く戻ってきた方が勝ちの  物送りゲーム

 

②新聞紙を丸めた玉をそれぞれ持ち、子どもたちが籠をもって集めに行く玉入れ競争

 

を3回戦ずつ!

 

1ヶ月の赤ちゃんから上は4歳までいて

 

(急遽連れてきた長男です)

 

わかりやすい競技に子どもたちも利用者さんも

 

そしてママたちも白熱!!

 

キャアキャア騒いでしまいました(笑)

 

 

競争ってなぜか燃えますよね。

 

でも勝っても負けても楽しいんですよね。