赤ちゃんにきびしい国で…の本は、子育てを中心にした社会にするための情報満載だった
赤ちゃんにきびしい国で、赤ちゃんが増えるはずがない。 [ 境治 ] |
このブログを見たことはあるでしょうか?
私は数ヶ月前にこちらのインパクトある写真を見たことがあり、そのブログをもとに書籍まで出ていたとは知りませんでした。
森のようちえんで知り合った実業家?若き青年にこちらの本を貸していただき、感銘を受けたのです。
ブログ、書籍の記者さんは男性で、子育て経験あり。もともと教育畑の人ではないのですが、このブログをきっかけに、今は教育の分野にどっぷりのようです。
この本で紹介されているのが
・自主保育 野毛風の子
・赤ちゃん先生プロジェクト!
・保育士さん主導のasobi基地
・アズママ
・たつのこ共同保育所
・ごたごた荘・まごめ共同保育所
・コワーキングスペース・ベビコ
自主保育に関する本だったから貸してくれたのだろうけれど、そこに私も加わっている赤ちゃん先生プロジェクトが出てくるなんて!
アズママも登録だけしてあり、存在は知ってた。
ごたごた荘も聞き覚えが!!
元教員で、サドベリーにも詳しい同士?でもある宮澤くんが、この近くで学童を始めていたのです。
ごたごた荘のようになりたい、と語っていたのを覚えていました。
これは2014年に出版されているのですが、すでにこれだけのことを把握されているなんて。
読み進めていくうち、あれも!これも!と知っている情報が出てきて嬉しくなっちゃった。
そして
私がやりたい!と思っていることは、多くの人がすでにやっているんだ!という後押しにもなりました。
私が知らなかっただけ。
この記者さんもそう、子育てをしていたときには自主保育なんてフレーズは聞かなかった。けれど、すでに近くで存在していた。
今みたいにSNSなんてなかったから、知る方法がなかったんです。
私はたまたま知ることができた。
しかも、子育て中に!
運がいい♪
この本で強調していたのは、 子育ては母親一人だけではできない!ということ。
赤ちゃん先生プロジェクトを遂行している、ママの働き方応援隊。通称ママハタ。こちらも、子育て中に孤独になりやすい母親たちを社会と繋げる活動をしています。
地域に根ざしたコミュニティー作りを念頭に置いて。
この本の主張は、【子育て村】。
今までは【会社ムラ】が日本の社会の中心で、会社を基準に世の中が回っていた。
高度経済成長まではそれでもよかった、(母親たちは裏で必死に孤独と戦っていたかもしれないが)
これからは子育てを地域全体のものと捉えて、老若男女すべて、独り身の者さえメンバーに含めようというもの。
子どもを介して男女の出会いの場がつくれないか、と述べています。 赤ちゃん先生、やってるやってる! 婚活も始めてますよ。
これからは会社ではなく、個の時代だと。
そう!私は会社に縛られたくない、もう戻れないと思って退職した。
戻れないんじゃない、戻りたくない。
やりたいことをやる!
やりたくないことに無駄なエネルギーを吸いとられたくない。
公務員辞めるときにも、辞めたあとにも、 もったいない ってすごく言われた…
今なら、もう跳ね返せる。その言葉。
会社に縛られた人生の方がもったいない。
どうしても生活するためにお金が必要だし、今現在は会社勤めの夫の稼ぎが、私たち家族の生活費。
お金のことで、悩みまくる夜もまだまだある。
この悩みが、振り返ってみれば貴重な経験になってるといいな。
やりたい方向性は見えてきている。
あとはもがいてみるだけ。
ピン!と来た方にはぜひお薦めしたいです、こちらの本。
私は自主保育も共同保育もやりたいなぁ。
建物があって、外に遊べる環境があって、いろんな人たちが集まる場所。
赤ちゃんがお昼寝してたり、泣いてたり。その赤ちゃんをあやす子どもたち。
昔は大家族の中でふつうにあったであろう光景。
これからは、キョウダイとか家族とか関係なく、みーんなが子育て村の一員で、年上の子が年下の面倒をみるって関係がいいのかも。
年なんて関係なくてもいい!
そのときに余裕のある人が、余裕のない人に手をさしのべたらいい
太田でやれるかな、やりたいな。
不動産あたってみようかな。
あの家、もう誰も住んでないから使っていいよ、という方いないかなぁ♪
できればお庭付きで☆