元教員 群馬→高知 こどもの遊び応援隊 山田ユキのブログ

群馬県太田市に自然の遊び場を創ろうと活動しています。森のようちえん じらんぼう立ち上げ、週に1回自然の中で遊ぶことを広めています。

支援センターってこんなところ

太田市の支援センターについて書き出したら、結果的に太田市子育て支援をまとめた記事になってしまった前回

まだまだ文章力、構成力が…

前回言いたかったのはですね。

支援センターはほとんどが室内で親子で遊ぼう、という内容が多いのよ、ということ。

たとえば季節の製作。こいのぼり作ったり、七夕かざり作ったり。

よくあるのが手形をとる系ですね。

いやがる子どもの腕を握りしめて、ぐちゃっと絵の具に手をつけて、こちら側も汚されないように必死に手形をとる、あれです。

2歳~3歳くらいになると、あの楽しさがわかってくれるんですがね…

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手が汚れることに慣れてなく、絵の具は不快な感触で、なおかつ親からガッツリ腕を捕まれて拘束状態。

まだ足形の方がとりやすかったなぁ。

ペンでおえかきや、シールを貼るような製作はまだ子どもも楽しめるものの、子どもに任せるときれいな見本とはかけ離れたぐちゃぐちゃ加減に、完璧主義なお母さんはイライラ。

目はここ!そんなとこにシール貼らないで! あぁ、顔がぐちゃぐちゃに! シール同じところにに何枚も貼り重ねないで! あぁー服が汚れる! 手に落書きするな!テーブルもダメ! ペン持ったまま歩かない! のり返して! お友だちのに書いちゃダメ!!

製作の時間って、全然休まらない…

お母さん同士おしゃべりしたいのだけど、ちっとも目が離せない。

怒られるばかりで、そのうち子どもは別のところに逃げ、結局製作をするのはお母さんか、おとなしい女の子…

支援センターに行ったことのある方なら、容易に想像がつくのではないでしょうか。

また、初対面で人と話すのが苦手な方には、狭い室内で子どもとお母さんとに気を配りながら、誰か話し相手を見つけるだけでも一苦労。 すでにお母さんグループができていようものなら、なかなか輪に入れず子どもの後ろに付きまとうばかり…

自宅にいるより子どものことをずっと見ているような感じ… 子どもも見張られてていい気はしないですよね。または、珍しく遊び相手になってくれるから喜んでいる?

うちの長男はみんなと一緒に製作というのが本当に嫌いで、よく寝転んでました。 だんだん、製作の日には足が遠退きはじめ…(^_^;) 疲れるんだもん。結局親が作るはめになり、家には私のお手製のものが増えていくだけ。 すぐ捨ててましたけどね。

でも他に行くところもないから、また支援センターに行っておしゃべりする日々。

支援センターのメリットはもちろんあります!情報交換になるし、おしゃべりがストレス発散にもなり、たまにお出かけの日があると中々体験できないことができる!

いちご狩り、ぶどう狩り、ブルーベリー狩り、消防署見学、高齢者施設でのふれあい、保育園の運動会に参加、少し遠くの公園で遊ぶ、市営のプールに行く、室内有料遊び場(Bのくに)へ行くなどなど…

それから生活にメリハリがつきます!

ずーっと家にいると子どものお昼寝は難しくなり、夕方に力尽きて遅いお昼寝、そうなると必然的に夜寝るのも遅くなって夜型生活に…

それが支援センターに行くと、人と会うことで子どもにとっても親にとっても刺激になり、多少動くことでいい疲れがあり、お昼寝もしやすくなる!

早めにお昼寝ができると、3時頃から再びどこかで遊ぶ時間がもて、そうすると夜寝るのも早くなる♪ 朝型生活になります。

母と子だけで家の中にいると息詰まるんですよね。子どもの体調不良で出掛けられないときは地獄。誰かと話したくてストレスたまります。

そんなわけでほぼ3年間支援センターにはお世話になっていました。

ところが、4年目あたりから徐々に支援センターからは足が遠ざかっていきます。 何があったのかというと、泥んこに目覚めたことが大きいです。私たち親子は室内だと物足りなくなってきたのです。

森のようちえんを知ったのもこの頃。

外の遊びって、すごい!服が汚れるなんてどうでもよくなりました。 汚れるのが気になるなら、気にならない服を着ればいい。

おしゃれするのはたまにでいい!

それよりも日常どれだけ汚れるか、遊びに本気を出せているかが大事だなーと思い始めたのです。

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汚れるのを諦めると楽になります。 着替えを常にストック。 汚れて本人が着替えたいと言い出すまでは放っておく。 汚れの予洗いはやったりやらなかったり。洗濯機様々! 乾燥機もバンバン使います。物干しの手間もなくなれば、いっくら着替えようがストレスフリー。

子どもらも、汚すと怒られる!って思いながら遊ぶのと、そんなこと気にすることもなく遊びに没頭できるのと、どちらがいいのかはわかりきったことかと。

むしろ。汚れずにきれいにきれいに育つ子どもの方が心配。 今泥んこにならないで、いつなるの?! 大人になって田んぼに入ることができる機会は増えてきたけれど、子どものうちにやっておいてほしい! デトックスとかそんなこと関係なく! 水溜まりがあれば入りたいものだし、地面に寝転がるのもすごく気持ちがいい! ただそれだけ。

キレイにキレイに育てることばかりに気をとられず、もっと汚れながら遊びませんか? 室内だけで育児が終わるのはもったいない! そんなわけで森のようちえんおすすめしてます! 公園でポツンポツンと親子がそれぞれに遊んでいるのを見ると、つい繋げたくなる!

子ども同士で遊んでくれたら親はもっと楽になるのに。

子どもも遊びが広がって楽しくなるのに!

森のようちえんじらんぼう、週に1回、太田市桐生市みどり市足利市あたりで開催しています。 週に1回くらいはガッツリ外遊び、いかがですか?

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